テックレジデンス住人のブログ

住人目線で、テックレジデンスのあれこれを紹介します。

【入居者インタビューVol.1】WEBマーケター・中西 由貴さん

こんにちは!テクレジ編集部のしおりです^^

 

テックレジデンスのメンバーを紹介していくこの連載。

記念すべき第一回目は、元表参道の住人で、恵比寿の入居者第一号の 中西由貴(なかにしゆき)さん です。

 

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【プロフィール】

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 中西由貴(なかにしゆき)

香川県出身。

新卒で大手企業向けERPパッケージソフト会社「ワークスアプリケーションズ」に入社。

29歳になるころ、テックレジデンスに入居。同タイミングでWEB業界に転身。

WEBメディアの立ち上げ&グロースを中心にスキルをつけ、現在は企業のSNS運用や、オウンドメディア記事のライティングなど広くWEBマーケティングを担当する。

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♦️テックレジデンスに住みたいと思ったきっかけは?

「元々は大手企業向けのERPパッケージソフト会社で、クオリティエンジニア(QA)をしていました。就活時はリーマンショック直後で、志望していたマスコミ関係の職は採用が停止になるほどの氷河期。一旦マスコミ就職を諦め、力の付きそうなIT企業に就職。しかし、29になったときに、”したいことをするにはもうラストチャンスかもしれない”と、転職活動をすることを決めました」

 

当時付き合っていた彼氏には「年収の下がる転職をするなら別れる!」と言われ、それにもめげず一念発起で転職を決意。

 

「同じITでも”ソフトウェア”と”WEB”って畑が全く違うし、転職は20代のラストチャンスと考えていたので、絶対に目的が達成できる会社に行きたいと思っていました。

 

大学でマスコミの勉強をしていたので、メディアに転身したかったんですが、6年くらいソフトウェア会社で働いているうちに、マス媒体(TV、新聞、雑誌)の時代は陰りを見せていて、世の中はWEBの時代になっていたんです。

 

WEBメディアに転身しようと決意したときに、どの会社がいいのか?さっぱりわからず、まずは優秀なIT人材が集まっていそうな「テックレジデンス」に入居し、情報収集することに決めました」

 

一見、転職とシェアハウスへの入居には関連性がないように思えるが、本人の中ではしっかりとした意図があったそう。

 

「テックレジデンスには、WEB系のみならず、有名なアプリを運営する会社のエンジニアも住んでいて、ここに住めば効率よく情報収集でき、本当のことが聞けるのではと思い入居を決めました」

 

仕事のために住居も変える、という選択をした中西さん。

果たして住んでからの生活はいかがなものだったのでしょう。



♦️テックレジデンスに入居して驚いたことは?

「一番驚いたことは、入居者の”スキルの高さ”です。エンジニアとしてのコーディングの技術だけでなく、アンテナの張り方やアイデアなど、すべてにおいて意識が高いな、と感じました。

 

3年前の当時は、今ほど働き方改革が叫ばれていなかったなか、独立しているメンバーが1/3ほどいて、会社に勤めているメンバーもストックオプションの話や、リモートワークを会社に交渉している、みたいな話が日常的にされていました。ただのサラリーマンだった私は圧倒され、今まで狭い世界にいたんだな、とさえ感じました」

 

意識の高いメンバーが揃っているとはいえ、嫌味はなく、お高くとまっている感じでもなく「今後は何がしたいの?今ここにはWEBデザイナーがいないから、デザイナーになってよ!何か一緒に作ろう」みたいな気さくな空気で迎え入れてくれたそう。

 

「あと驚いたのは、みんな仕事でコードを書いていると思っていたら、日常生活にあったら便利なもの(誰かが風呂から出たら自動で通知がくるシステムや、自動水やり機など)をどんどんつくっていて、本当の意味でエンジニア(もの作りをする人たち)だな、と思いました。好奇心旺盛なところと、実際に作る行動力に驚きましたね」

 

こうして、中西さんと愉快なエンジニアたちの刺激的な生活が始まります。



♦️テックレジデンスに入って何が変わった?

「一番、変わったのは働き方、仕事への向き合い方ですね。これまでは会社の枠を超えてできることがなかったので、雇われるしかなかったのが、今は、自分で好きな仕事をとってきてやれるくらい自由になりました」

 

以前は週5でサラリーマンをしていたが、今は週3サラリーマン、週2個人事業主として働く中西さん。その心は...?

 

「会社に属する意味って、会社規模でしかできないことだったり、まだ持ち得ていないスキルや経験を得るためだと思っています。付けたいスキルを付けるため、会社に属しながらも、自分の力試しはしていきたくて、会社でのインプットをアウトプットする場として個人事業でコンサルをしたりライターをしたりしています」

 

いたって普通のサラリーマンがなぜ、個人でも仕事ができるようになったのか?その答えはテックレジデンスのメンバーとの関わりにあったそうです。

 

「とにかくいつもメンバーがエナジャイズしてくれるんですよね。『ゆき、メディアのグロースができるならタイムチケット(時間を切り売りできるサービス)で、SEOを教えてみたら?』とサービスの存在を教えてくれたり、自分でお金を稼ぐ術や、その練習ができるように促してくれたりしたおかげで、自然とステップアップできましたね」

 

すでに周りのメンバーが自分でアプリやツールを作って、マネタイズしていたことが何より背中を押してくれたし、”自分もできる”と当然のように思えたといいます。

 

 

♦️今後の展望を教えて!

 

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「働き方については、サラリーマンと個人事業主の良いところ取りができていて満足していますが、ここからは自分の中で第二創業期というか...いろんなスキルがついたけど、じゃあここから何を尖らせて、何者として生きていくのか?という点を見つめ直そうと思っています」

 

多拠点生活をするメンバー、法人化を進めるメンバーなど、アグレッシブな人材に囲まれ、さらなる飛躍を考え中とのこと。

 

「元々、話すことや教えることが好きで、大学時代の友人に『教員になれば?』と言われたこともあって...。今後は、教育機関や対企業向けにWEBマーケティングを教えることをメインにしていきたいなあと思っています。これまではWEBサービスやアプリを成長させるプレイヤーでしたが、教える側に周りたいと思うようになりました」

 

今秋から大学でWEBマーケティングを教えることに決まった、という中西さん。

学生時代に漠然と考えていたことが現実になったのも、テックレジデンスでの生活あってこそ、と話してくれました。




♦️テックレジデンスの一番好きなところを教えて!

 

「住んでいる人が好きです。まだまだシェアハウスってお金がない人が住むんでしょ?とか、寂しいから住むんでしょ?みたいな固定観念があると思います。テックレジデンスはお金やその他条件でやむを得ず住む場所ではありません。より良く生きたい、人生をもっと自由に楽しみたい能動的なメンバーが、自発的にスキルアップを目指して住んでいる住まい、そういうところが好きです」

 

かつてはほかのシェアハウスにも住んだことがあるという。ほかのシェアハウスとの一番の違いは、エンジニアやデザイナーという同じIT人材同士であり、オンオフ関係なく、同じ興味についていつでも話せることだそう。

 

テックレジデンスで「自由」を手に入れた、と笑って語ってくれました。



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